【大阪万博2025】海外パビリオン完全ガイド｜ヨーロッパ・アジア・アフリカ・アメリカの魅力を地域別に紹介！

ヨーロッパ館の魅力大公開！芸術と歴史が融合した展示とは？

フランス館：未来のエコ都市を体感

フランス館では、持続可能な未来都市のコンセプトをテーマにした展示が中心です。「アートと科学が共生する社会」を掲げ、来場者を未来のフランスへと誘います。中心展示は、最新の建築技術で再現された“エコ・ビレッジ”。再生可能エネルギーやカーボンニュートラルなインフラ設計など、環境配慮型の都市開発が体感できます。

また、AR（拡張現実）を活用した展示では、19世紀のパリと22世紀のパリを比較体験できるのもユニーク。まるでタイムマシンに乗ったかのような感覚で、都市の変遷や人々の暮らしの変化を学べます。

加えて、フランスの美食文化にも注目。パビリオン内にはミシュラン星付きシェフ監修のフードコーナーが併設されており、地元の食材を使った料理とワインを楽しむことができます。アート、建築、食文化を通して、未来と伝統の両方を体感できる展示となっています。

ドイツ館：サステナビリティ×テクノロジーの融合

ドイツ館は「グリーンテクノロジーと共に生きる未来社会」がテーマです。エントランスから入ると、再生可能エネルギーを活用した発電装置や、廃棄物を資源に変えるリサイクル技術がリアルに再現されています。

特に注目されているのが、「スマートシティ・ゾーン」です。ここではAIによる都市管理、エネルギー最適化、ドローン物流など、近未来の都市機能を模型や映像で具体的に紹介。環境に優しい社会の実現をドイツの技術でどう支えていくかが分かります。

また、展示を巡る中で体験できる「インタラクティブ・ラボ」では、子どもから大人まで楽しく学べる仕組みが盛りだくさん。自分でエネルギーを作る実験や、環境に良い選択をするシミュレーションゲームも用意されています。

ドイツが誇る環境政策と最先端技術の両立は、多くの来場者にとって学びと驚きに満ちた体験となるでしょう。

イタリア館：食とデザインが織りなす空間

イタリア館は、「美と暮らしのイノベーション」を掲げ、デザイン性とライフスタイルに焦点を当てた展示が展開されます。伝統的なイタリア建築の美しさを再現した外観に足を踏み入れると、内部は現代的で洗練された空間が広がります。

注目は、イタリア料理の“美味しさの科学”を解き明かすインスタレーション。ピザやパスタ、チーズ、ワインといった食文化の背景にある科学や歴史を五感で体験できる内容となっており、香りや味を楽しみながら学ぶことができます。

さらに、ファッションや工芸デザインをテーマにした展示も見逃せません。グッチやプラダといった有名ブランドの協力のもと、持続可能な素材や製造工程が紹介され、モノづくりへのこだわりが感じられる構成になっています。

イタリア館はまさに「五感で楽しむ美の体験ゾーン」として、多くの来場者を魅了すること間違いなしです。

スペイン館：情熱の文化とイノベーション

スペイン館は、「伝統と革新の融合」がキーワード。フラメンコや闘牛といった伝統文化と、再生エネルギーやスマート農業といった先端技術が融合するユニークな空間です。

中央ホールでは、スペインの芸術を象徴するガウディの建築やピカソの絵画にインスピレーションを得た映像演出が展開され、来場者を没入型の文化体験に誘います。周囲には、スペイン各地の地方文化を紹介するブースもあり、地域ごとの特色が学べます。

また、展示の一角では「スペインの未来型農業」が紹介されており、乾燥地でも育つ植物や、海水を使った作物栽培技術など、気候変動対策としての新技術に注目が集まっています。

料理体験も充実しており、パエリアやタパスを実際に作れるワークショップが用意されているのも魅力のひとつです。

北欧諸国館：自然との共生と福祉の国づくり

北欧諸国（スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランド）は共同で「スカンジナビア・パビリオン」を展開します。このパビリオンでは「自然と共に生きる社会の未来」が大きなテーマです。

入場するとまず目を引くのが、森林と水をモチーフにした空間デザイン。天然素材を使用したエコロジカルな建築様式は、まさに北欧らしいシンプルかつ機能的な美しさを感じさせます。

展示では、教育、福祉、ジェンダー平等といった北欧社会の根幹を支える制度と、それを可能にしている文化的背景が丁寧に紹介されます。さらに、スマートハウスや気候対応建築など、暮らしに寄り添ったイノベーションも多く取り上げられています。

また、自然との共生をテーマにしたワークショップや、リサイクル素材で作るクラフト体験など、来場者が参加型で学べるコンテンツも用意されています。

アジア館はどう違う？多様な文化と未来志向の展示が勢ぞろい

中国館：伝統と先端技術の共演

中国館は、「千年の伝統と最先端技術の融合」がテーマ。古代文明の知恵と現代中国の革新力を一つの空間に凝縮したような展示が特徴です。入口には高さ10メートルを超える「未来龍」のオブジェが設置され、中国の伝説と未来を象徴しています。

展示内では、漢方医学、書道、茶文化といった伝統文化の紹介に加えて、宇宙開発やAI技術、5Gによるスマート都市の構想など、国家の成長戦略を体感できます。特に「月面探査VR体験」は人気が高く、中国の宇宙開発の成果を自らの目で確かめることができます。

また、中国各地の観光資源や文化財をAR技術で紹介するエリアもあり、地方都市の魅力まで余すことなく表現。館内には本場の点心やお茶を楽しめるフードコーナーも併設されており、中国の味と香りも楽しめます。

韓国館：Kカルチャーと未来社会の提案

韓国館は「文化とテクノロジーの交差点」として、K-POPや韓国ドラマ、韓国料理など世界で人気のカルチャーと、最先端技術を組み合わせた展示が注目を集めています。

特に目玉となるのが、「メタバース韓国都市」の没入型体験です。HMD（ヘッドマウントディスプレイ）を装着することで、未来のソウル市内を歩いたり、仮想空間での買い物や交流ができるなど、次世代の都市ライフを仮想的に体験できます。

また、文化セクションでは、K-POPのライブ映像を360度映像で楽しめるシアターや、韓国の伝統工芸に触れられる体験スペースがあり、来場者を飽きさせません。

韓国料理のエリアでは、ビビンバやチヂミ、キムチなどの伝統料理が手軽に楽しめるブースも。グローバルとローカルの両面を活かした構成で、韓国の“今”を多角的に感じられます。

インド館：精神文化とデジタル経済の融合

インド館のテーマは「内なる宇宙とテクノロジーの未来」。ヨガやアーユルヴェーダに代表される精神性と、IT立国としての一面が交錯する展示構成が大きな特徴です。

まず来場者を迎えるのは、巨大なマンダラアートと、香りに包まれた瞑想空間。ここでは「心と身体の調和」について、インド古来の教えがインスタレーション形式で紹介されます。

さらに展示エリアでは、インドのデジタル経済の急成長を支えるフィンテック、AI、バイオテクノロジー分野の紹介も充実。特に農業とITの連携による「スマート農村」の事例や、宇宙開発機関ISROの成果に関する紹介も見どころの一つです。

もちろん、カレーやチャイ、インドスイーツを楽しめるエリアも併設され、五感でインドを堪能できます。

東南アジア館：地域連携と自然との共生

東南アジア館はASEAN諸国が共同で展開し、「文化と自然の多様性」をテーマにしています。タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシアなど、各国の特色がひとつのパビリオンで巡れる設計となっており、まるで地域横断の旅をしているような気分になります。

展示では、民族衣装や伝統舞踊、伝統楽器を体験できるブースや、各国の工芸品を販売するマーケットも併設されており、文化交流の場としても機能しています。

さらに注目は、「気候変動対策ゾーン」。マングローブ林の再生、再生可能エネルギーの導入事例、伝統と現代技術を組み合わせた建築など、環境保護への取り組みが紹介されており、教育的な意義も高い展示です。

多国籍な料理を味わえるフードコートも充実しており、フォーやナシゴレン、パダン料理などが揃います。

中東諸国館：砂漠から宇宙へ、革新の旅

中東諸国館は、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタールなどが参加し、「未来を拓く砂漠の叡智」をコンセプトにしています。砂漠に生きる人々の知恵と、急速な都市発展の裏側にあるテクノロジーが展示の核となっています。

なかでもドバイを擁するUAE館は、宇宙開発やAI都市の構想を全面に押し出し、月面探査の成果やスマートビル群のモデルなどを迫力ある映像で紹介します。

一方で、イスラム建築や書道、香の文化など、深い精神文化にも触れられるコーナーが設けられ、東西文化の交差点としての中東の立ち位置を伝えています。

伝統料理エリアでは、ケバブ、フムス、デーツなどを楽しめるほか、香辛料の体験スペースもあり、食を通して文化を感じる工夫も魅力的です。

アフリカ館で出会う“未来の原点”｜多様性と可能性の宝庫

エジプト館：古代文明と宇宙開発の橋渡し

エジプト館は、紀元前の古代文明と現代の宇宙技術を対比させる独自の展示が魅力です。「ピラミッドと宇宙船」というキャッチコピーで、来場者の好奇心をくすぐります。入館するとまず目に飛び込んでくるのは、実物大のピラミッドの一部を模した展示エリア。ここでは壁画やミイラ模型などを通じて、古代エジプトの宗教観や死生観を学べます。

次のゾーンでは一転、現代のエジプトが取り組む宇宙開発や、アフリカ地域における衛星通信網整備の紹介が行われます。エジプトは実はアフリカの宇宙開発のハブとも言える国で、最新の通信衛星「Nilesat」や、火星探査計画などの進捗も映像で学べる貴重な展示です。

さらに、アラブ料理として知られるコシャリやファラフェルを味わえるフードコーナーも併設。過去と未来、文化と技術が交差するユニークな空間です。

南アフリカ館：平等と多文化共生のモデル

南アフリカ館は、「多文化共生と民主主義の進化」をテーマに、アパルトヘイト後の社会改革と現在の豊かな文化を紹介します。館内は多様な民族の伝統衣装や音楽、言語が映像と音響で織りなされており、視覚と聴覚の両方で“レインボーネイション”を感じられる構成です。

また、ネルソン・マンデラ元大統領の言葉を引用した体験型の展示では、自由や人権の大切さを考える機会が提供されています。来場者自身が「未来へのメッセージ」をタブレットに書き込める仕掛けもあり、個人が社会を変える力について学ぶことができます。

さらに、近年の南アフリカが注力する再生可能エネルギーやデジタル教育への取り組みもパネル展示されており、持続可能な社会づくりへの熱意が伝わります。

料理ブースではボボティやルイボスティーなど、南アならではの味覚体験も可能です。

ケニア館：自然とITが創る持続可能な暮らし

ケニア館は「アフリカの野生と都市の未来」をテーマに、自然保護とIT活用のバランスが取れた生活モデルを紹介します。サバンナのジオラマや野生動物の3Dホログラム展示を通じて、動物保護の重要性をリアルに学べます。

また、展示の一部ではケニアが誇るモバイル決済サービス「M-PESA（エムペサ）」の仕組みや、スマート農業、遠隔医療といった社会課題解決に取り組むITソリューションの紹介もあり、都市と農村の格差を技術で乗り越える発想が感じられます。

さらに、ケニアの若手起業家によるスタートアップ紹介や、現地の子どもたちとのオンライン交流プログラムなど、来場者が“今のケニア”を実感できる参加型の展示が特徴です。

スパイシーなニャマチョマや、ウガリといった郷土料理も楽しめ、文化と食を通じた学びも得られます。

モロッコ館：伝統と建築美に触れる

モロッコ館では、「伝統工芸とサステナブル建築」が展示の主軸です。館内に入るとまず、モザイクタイルで彩られた美しい空間が広がり、イスラム建築の精巧な技術に感嘆させられます。

伝統的なハマム（蒸し風呂）やスーク（市場）を模した展示では、手織り絨毯や陶器、真鍮細工といった手仕事の素晴らしさが紹介されており、モロッコの生活文化を直に感じることができます。

また、最近注目される「土壁を使ったエコ建築」の紹介では、持続可能な住環境づくりにおける伝統知の価値が再発見されます。これは気候変動への新たな対応策として注目されています。

展示の合間には、甘くスパイシーなミントティーやクスクスを味わえるティールームもあり、モロッコのもてなし文化にも触れることができます。

ナイジェリア館：音楽・アートで魅せる未来

ナイジェリア館は、「創造と表現で未来を切り開く」を掲げ、アフリカ最大の人口と経済規模を誇る国ならではのエネルギーを発信しています。

展示では、アフロビートやヒップホップといった音楽文化が中心で、実際にダンス体験ができるエリアや、若手アーティストによるライブペインティングが行われるスペースが設けられています。デジタルアートと伝統文化の融合も特徴的で、来場者自身がアフリカ布のデザインを体験できるコーナーも人気です。

さらに、IT起業家たちによるスタートアップ展示では、若者主導の社会改革や経済発展の現場が可視化されており、「変わるアフリカ」のリアルを体感できます。

料理エリアではジョロフライスやモイモイ（豆料理）など、ナイジェリア家庭料理を味わえるのも嬉しいポイントです。

アメリカ大陸のパビリオン巡り｜“未来型ライフスタイル”を体験

アメリカ館：宇宙・AI・クリーンエネルギー

アメリカ館は、「自由と革新のフロンティア」として、宇宙開発・AI・環境技術といった多方面の最先端技術を紹介しています。特にNASAの協力による宇宙関連展示は迫力満点で、火星探査車の実物大モデルや月面基地の模擬体験コーナーは子どもから大人まで大人気。

また、AIやロボティクスによる未来の生活シーンも紹介されており、自動運転車や遠隔手術ロボットの操作体験も可能。現実味を帯びてきた“近未来の暮らし”を肌で感じることができます。

クリーンエネルギー分野では、風力・太陽光発電の最新技術や、水素エネルギーの利用事例などが紹介され、環境先進国としての一面も強調されています。

フードコーナーでは、プラントベースのハンバーガーやサステナブル食材を使った料理が提供されており、「食の未来」まで体験できる設計になっています。

カナダ館：先住民文化と環境意識の融合

カナダ館は、「自然と共に生きる知恵」がテーマ。特に、先住民の知恵と現代科学の融合による環境保護の取り組みが評価されています。パビリオン全体が森林を模したデザインとなっており、自然音が流れる中を歩くだけで癒やされる空間です。

中心エリアでは、カナダの先住民であるイヌイットやメティスなどの暮らしや文化を、映像や工芸品で体感できます。また、彼らが伝えてきた自然との共生の知識が、気候変動への対処としていかに活かされているかも丁寧に紹介されています。

さらに、展示の一角にはカナダが誇る水資源・森林保全の取り組みや、野生動物の保護活動についても実例とともに紹介され、教育的価値の高い構成です。

食のコーナーでは、サーモンやメープルシロップを使った郷土料理が味わえ、カナダの恵みを五感で堪能できます。

メキシコ館：伝統芸術とテクノロジーのハーモニー

メキシコ館は「色と音でつなぐ伝統と未来」がテーマ。来場者を迎えるのはカラフルな祭壇やマリアッチの演奏で、まるで現地のフェスティバルに飛び込んだかのような体験ができます。

館内では、メキシコの死者の日（ディア・デ・ロス・ムエルトス）やマヤ・アステカ文明の工芸品が展示されており、豊かな文化遺産が紹介されています。その一方で、農業におけるドローン活用や、環境配慮型の都市づくりなど、革新的な取り組みも合わせて展示されています。

AR技術を用いた「マヤ神殿再現体験」や、タコス作りを体験できる料理ブースなど、参加型コンテンツも豊富で、エンタメと学びが両立しています。

現地のスパイシーなグルメも好評で、チリコンカンやタマレスなどが味わえます。

ブラジル館：アマゾンの恵みと都市の未来

ブラジル館のテーマは「自然の力と都市の進化」。南米最大の国土を誇るブラジルは、アマゾンの豊かな生態系と、サンパウロなどの都市化との共存に焦点を当てています。

まず目に飛び込むのは、実際の植物で作られた「アマゾン・ガーデン」。その奥には、アマゾンの動植物を紹介するインタラクティブ展示があり、生態系の複雑さや自然保護の重要性を学べます。

また、都市開発エリアでは、スマートシティとしての取り組みや、水資源の再利用技術、リサイクル住宅などが紹介され、環境と都市機能の調和を模索する姿勢がうかがえます。

サンバの体験コーナーや、ブラジル料理の代表格であるフェイジョアーダやシュラスコを味わえるフードエリアもあり、文化と味覚の両面で楽しめる空間です。

チリ館：鉱業・ワイン・星空観測の魅力

チリ館は「大地の恵みと宇宙の窓」がテーマ。豊かな鉱物資源と、天体観測の名所であるアタカマ砂漠を背景に、地球と宇宙の関係を感じられる展示が展開されています。

まず、銅やリチウムといった重要資源の採掘プロセスと、環境への配慮についての展示は非常に教育的。近年注目されるEV（電気自動車）産業とチリの関係を知ることができます。

また、国際的にも有名な天文台の紹介や、プラネタリウム形式での星空体験が人気。宇宙と自然に囲まれたチリの魅力を、一歩先のテクノロジーで体感できる貴重なゾーンです。

もちろん、ワインやシーフードを楽しめる食のエリアもあり、チリの食文化を堪能できます。

地域別パビリオンを最大限に楽しむコツとは？来場前に知っておきたい情報まとめ

各館で使える翻訳・通訳サポート情報

海外パビリオンを訪れる際、言語の壁が心配という方も多いでしょう。大阪万博2025では、ほとんどの海外パビリオンで多言語対応が進んでいます。基本的には英語・中国語・韓国語・日本語の4カ国語対応が中心で、展示物には各言語での説明が表示される予定です。

さらに、来場者向けにはスマホアプリによるリアルタイム翻訳機能が提供される予定で、会場内のWi-Fiを通じて各パビリオンの音声ガイドやスタッフとの簡単な会話がサポートされます。一部の人気館では、ボランティア通訳が常駐している場合もあるので、必要な時は案内所で確認しましょう。

また、耳が不自由な方への字幕・手話ガイドの提供、視覚障がい者向けの触覚展示や音声解説も導入される予定で、誰もが安心して楽しめる配慮がなされています。

フォトスポットやSNS映えポイント

海外パビリオンには、来場者が思わず写真を撮りたくなる「映えスポット」が多数用意されています。たとえば、フランス館のエッフェル塔風アートや、韓国館のメタバース都市入口、モロッコ館のタイル張りの回廊などは、フォトジェニックな背景として大人気になること間違いなしです。

SNS投稿用のおすすめ時間帯は、自然光が美しく入る午前中や夕方。特にヨーロッパ館や中東館の建築装飾は、光の加減で印象が大きく変わるため、時間帯によって複数回訪れるのもおすすめです。

また、万博公式アプリでは、来場者の位置情報をもとにおすすめの撮影スポットを教えてくれる機能や、ARフィルターで各国の伝統衣装をバーチャル試着できる機能なども用意される予定です。

混雑予測と快適な周り方の工夫

人気の海外パビリオンは週末や連休を中心に混雑が予想されます。特にアメリカ館・中国館・フランス館・韓国館などは午前10時〜午後2時がピークになるため、早朝または夕方以降の訪問が快適です。

また、会場内には「混雑状況表示システム」が設けられており、アプリや案内板で現在の待ち時間を確認できます。事前に訪問したい館をピックアップしてルートを考えておくと、スムーズに回ることができます。

歩き疲れを防ぐため、各エリアごとに設けられた休憩ゾーンや、日陰のある場所を活用することも大切です。気温が高い日は水分補給を忘れず、熱中症対策グッズも準備しておきましょう。

海外館グルメおすすめガイド

万博会場でしか味わえない、各国自慢のグルメも大きな楽しみのひとつ。ヨーロッパ館では本格チーズやワイン、アジア館では点心やスパイシーカレー、アフリカ館では珍しい豆料理やグリル肉、アメリカ大陸館ではハンバーガーやメープルスイーツなど、バリエーション豊富な料理が揃っています。

おすすめの回り方は「小腹を満たす程度に各エリアで少しずつ試す」スタイル。複数人で訪れる場合は、シェアしながらいろいろな国の味を楽しむのが理想です。

また、アレルギーや食文化の多様性に配慮して、ハラール・ヴィーガン・グルテンフリー対応の料理も増えており、安心して楽しめます。

パビリオン巡りをもっと楽しくするアプリ・ツール紹介

大阪万博2025では、来場者の体験を支える便利なデジタルツールが多数用意されます。最も基本となるのが「公式万博アプリ」。これは展示案内、混雑状況、翻訳、ナビゲーション、グルメ検索、イベント情報などを一括で提供してくれる万能アプリです。

また、各パビリオン独自に開発されたAR体験アプリもあり、スマホをかざすことで立体映像が出現するコンテンツや、館内で隠されたスタンプを集める「デジタルスタンプラリー」など、エンタメ性も抜群。

さらに、パビリオン内で使える「デジタルクーポン」や「優先入場チケット」などもアプリ内で入手可能。これらを事前にチェックしておけば、待ち時間や混乱を減らし、よりスマートに楽しめます。

まとめ：大阪万博の海外パビリオンで世界一周体験を！

大阪万博2025では、世界各国の魅力がぎゅっと詰まった海外パビリオンが一堂に会し、まさに「地球を巡る旅」が体験できます。ヨーロッパの美意識と歴史、アジアの伝統と技術、アフリカの多様性と創造性、アメリカ大陸の革新と自然との共生。各館ごとに異なる文化や未来へのビジョンが紹介され、どこを訪れても新たな発見があります。

来場者がそれぞれの文化を「見て・触れて・味わって・学ぶ」ことで、単なる観光では得られない深い理解や感動が得られるのもこの万博ならでは。事前にアプリや翻訳サポートを活用しながら、できるだけ多くの館を巡り、自分だけの「世界一周ストーリー」を作ってみてください。

世界とつながる場所、それが大阪万博の海外パビリオンです。