【2025年大阪万博】子ども連れ完全ガイド｜年齢別おすすめパビリオン＆休憩スポットまとめ

家族で楽しむ！大阪万博の参加型パビリオン

体験型で未就学児が夢中になる注目展示３選

2025年大阪万博では、未就学児でも飽きずに楽しめる“体験型”パビリオンが充実しています。小さな子どもたちが思わず「もう一回！」とねだるようなブースを厳選して3つご紹介します。

まずおすすめなのが「いのちの冒険館（仮）」です。ここでは子どもたちが小さな探検家となり、カラフルな生き物たちと出会える迷路型体験が用意されています。床や壁に映し出された動く映像をタッチすると反応するインタラクティブな演出があり、身体を動かしながら楽しめるため、遊びと学びが自然に融合しています。

次に紹介するのは「やさいの国パビリオン（仮）」です。実物大の巨大野菜オブジェが並ぶ室内で、まるで小人になったような気分に。野菜の中に入ると、音が鳴ったり香りが出たりする仕掛けがあり、五感を使って楽しむことができます。食育にもつながる優しいコンセプトが魅力です。

3つ目は「おえかきひろば（仮称）」。ここでは子どもが描いた絵がその場でデジタルアートになってスクリーンに投影される仕掛けがあり、自分の描いた動物や乗り物が動き出す瞬間には、どの子も目を輝かせます。親子で一緒に楽しめる、感動系の展示です。

これらのパビリオンは比較的滞在時間も長くなりがちなので、午前中の早い時間に訪れるのがおすすめ。ベビーカーでも問題なく入場できるよう動線設計がされており、安心して楽しめます。

小学生が考えて動く！チャレンジ型パビリオン２選

小学生に人気なのは、単なる展示を見るだけではなく「自分で考えながら参加できる」タイプのパビリオンです。特に高学年になると、好奇心を刺激する内容でなければ飽きてしまうこともありますよね。そんな小学生にぴったりのチャレンジ型展示を2つご紹介します。

ひとつ目は「未来のまちラボ（仮）」です。ここでは仮想都市の街づくりを体験できます。エネルギーの配分を考えたり、ゴミのリサイクルルートを設計したりと、ゲーム感覚でSDGsや環境問題を学ぶことができます。体験後には自分の作った“未来のまち”が大画面に表示されるため、達成感もばっちり。

もうひとつは「ロボットチャレンジゾーン（仮）」で、自分の手でロボットを操作してミッションに挑むアクティブな展示です。ボタン操作やセンサーを使った制御体験など、プログラミングの初歩にも触れられ、小学生の知的好奇心をしっかり満たしてくれます。

どちらの展示も、子どもたち自身が主体となって取り組むスタイルなので、保護者の方も見守るだけで楽しめます。混雑が予想されるため、事前予約や整理券が必要になる可能性も。公式サイトで事前に確認しておくと安心です。

写真映え＆家族の記念になるスポット

万博での思い出を写真に残すのも楽しみの一つ。特に子どもが笑顔になるようなフォトスポットは、ファミリーにとって大切な瞬間を演出してくれます。ここでは“写真映え”する人気スポットをピックアップしてご紹介します。

まず絶対外せないのが「空飛ぶ森エリア（仮）」の吊り橋風通路です。天井に吊るされたライトが森の木漏れ日のように輝き、幻想的な光の中を歩ける体験型スポット。子どもが驚いた顔や、家族で手をつないで歩く姿は素敵な記念写真になります。

次におすすめなのが「おえかきひろば」の大型スクリーン前。自分の描いたキャラクターが背景に映るので、世界に一つだけの“作品との記念撮影”が楽しめます。

また「地球の未来ゾーン」では、地球儀型の巨大ディスプレイ前にカメラスタンドが設置されており、誰でも無料でタイマー撮影が可能。混雑時でもスムーズに撮影できるので、記念写真にはぴったりです。

写真を撮るときは、午前10時前後か午後3時以降が比較的空いていておすすめ。逆光を避けてきれいな写真を撮るには、日差しの向きにも注意しましょう。

混雑を避けて効率的に回るコツ

子ども連れの万博巡りで大切なのが「体力温存」と「待ち時間の短縮」。ここでは混雑を避けつつスムーズにパビリオンを回るコツをご紹介します。

まず基本は「午前中に人気パビリオンを回り、午後は屋内や空いているスポットで休憩」。未就学児のいる家庭は、お昼前には一度ゆっくり座れる休憩エリアへ向かうのがベストです。

また、公式アプリのリアルタイム待ち時間表示を活用すると便利です。パビリオンの混雑状況が随時更新されており、「今すぐ入れる」スポットを探すのに役立ちます。

ルート設計も重要です。事前に「今日はどのエリアを中心に回るか」を家族で決めておくことで、移動距離が減って体力の消耗を防げます。地図アプリのマイプラン機能を使うと便利ですよ。

さらに裏技として、昼食時間をずらして11時〜や14時〜にすることで、食事場所の混雑を避けつつ、パビリオンの空き時間帯を狙うこともできます。パビリオンの中には15時頃から急に空く場所もあるため、アプリでこまめにチェックしておきましょう。

雨でも安心！屋内完結パビリオンまとめ

万博期間中は天候が変わりやすく、突然の雨にも対応できるようにしておくと安心です。ここでは雨の日でも快適に楽しめる屋内型パビリオンを紹介します。

「いのちの未来ミュージアム（仮）」は、全天候型で気候に左右されずに楽しめる展示が豊富。光と音を使った演出が幻想的で、天候の悪さを忘れるほどの没入体験ができます。

また「ワンダーラボ（仮）」は全天候型の実験パビリオン。子どもが白衣を着て実験ごっこができるエリアもあり、雨の日でもテンションが上がる楽しい空間です。

そのほか「サステナブルキッチン（仮）」などのフード系屋内パビリオンでは、試食体験などもあり、天候に左右されず滞在時間が長くなるのも魅力です。

会場には雨の日用の傘レンタルやポンチョ販売所も設置される予定です。天気予報をチェックしつつ、傘をささずに済む屋内パビリオンを中心に予定を立てるとスムーズです。

ママもパパも安心の休憩＆ベビールーム完全案内

授乳室＆おむつ替えスペースマップ

子ども連れでのお出かけで気になるのが「授乳」や「おむつ替え」スペースの有無。2025年大阪万博では、こうしたニーズに対応した「ファミリーサポートエリア」が各ゾーンに配置されており、授乳室やおむつ替え台が完備されたエリアマップが公開される予定です。

各主要エリアに1か所以上の授乳スペースが設けられ、エアコン完備、カーテンで仕切られた個室スタイルが主流。お湯が使えるミルク用給湯器も設置されており、離乳食の温めも可能なスペースも。多くのエリアには男性の入室もOKな「男女共用ベビールーム」が設けられているため、パパでも安心してオムツ替えやミルク対応ができます。

また、ベビールームの場所は会場内の案内看板やアプリに表示されるほか、音声ナビ対応のアプリで「最寄りの授乳室」へ誘導してくれる機能も登場予定。迷わず安心してアクセスできます。

おむつ替えスペースは広々とした設計で、双子連れや兄弟連れでも余裕のある設計に。子ども用トイレや親子一緒に入れる個室トイレも要所に設置されており、トイレ問題で困ることがないのも安心ポイントです。

ベビーカーでもゆったり休めるエリア

長時間の万博巡りでは、子どもも大人も休憩が必須。ベビーカーを押していてもそのまま休めるような、広々とした快適エリアが設けられています。

おすすめは、日陰が多く座席数も多い「ファミリーテラスエリア（仮）」です。ここではベビーカーのまま座れるフラットスペースや、子どもが自由に動けるマット敷きのスペースがあり、赤ちゃんが寝てしまってもそのまま休憩できます。

そのほか、屋根付きのウッドデッキスペースや風通しの良い風鈴テラス（仮）などもあり、季節に応じて快適な場所が選べるのも魅力。ベンチには日除け付きのタイプも増え、夏場の直射日光対策もばっちりです。

場所によっては電源付きのベンチもあり、スマホの充電をしながら子どもと一緒に一休みできるのもうれしいポイント。混雑するお昼前後を避けて、午前10時頃や午後3時以降に利用すると比較的空いています。

小さな子が昼寝できる静かな穴場

未就学児は午後になるとどうしても「お昼寝タイム」が必要に。そんなときに便利なのが、静かで薄暗く、横になれるスペースです。会場内にはそうした“静寂エリア”が各ゾーンにいくつか用意されています。

特に人気なのが「クールラウンジエリア（仮）」で、照明が控えめで静かな環境が保たれた休憩施設です。柔らかい床材が使われたキッズマットゾーンがあり、バギーから降ろして寝かせてあげることもできます。

また、「ウェルネスドーム内ファミリースペース」も昼寝に最適。大人もリラックスできるリクライニングチェアやソファが配置されており、ベビーカーで寝かせたままでもOK。静かな音楽が流れていて、子どもも落ち着きやすい空間です。

混雑状況によっては入場制限がかかることもあるため、公式アプリで現在の混雑状況をチェックしておくと安心。ピークを避けた昼前や15時過ぎが狙い目です。

日差し・暑さ・寒さ対策におすすめグッズ

春〜秋にかけて開催される大阪万博では、日差しや暑さ、逆に肌寒い日の対策も重要。子連れファミリーが快適に過ごすために持っておきたいおすすめグッズを紹介します。

まず夏場は「携帯型扇風機（ハンディファン）」が大活躍。ベビーカーに取り付け可能なタイプなら、子どもも快適に移動できます。ミスト機能付きだと熱中症対策にも効果的です。

日差し対策には「UVカット帽子」「日焼け止め」「ベビーカー用日よけシート」が必須。会場内でも日除けグッズや冷感タオルが販売されており、急な暑さにも対応できます。

一方、春先や秋口は朝晩の冷え込みに備えて「薄手の羽織り物」や「膝掛け」があると安心。冷房が効いた室内パビリオンでは子どもが冷えすぎることもあるため、体温調整できる服装を心がけましょう。

公式グッズとして「冷感バンダナ」や「遮熱ポンチョ」なども販売予定。現地調達できるアイテムも多いので、事前にリストを作っておくと安心です。

混雑時間を避けるおすすめタイミング

子連れで快適に休憩するためには、混雑時間帯を避けるのが鉄則。大阪万博の来場ピークは「午前11時〜13時」「午後15時〜17時」とされています。特にランチ後のタイミングは、どの休憩所も混雑しがち。

そこでおすすめなのが「時間をずらしたスケジューリング」。朝のうちにしっかり動いて、11時前に早めのランチ→12時過ぎに休憩タイムという流れにすれば、ベストタイミングで座れる確率がグッと上がります。

また、会場の端にある休憩スポットは意外と空いている穴場も。公式アプリのリアルタイム混雑マップを活用して、近くの空きスペースを見つけるのもコツです。

子どもがぐずる前に一足早く休憩に入るのが、楽しく過ごすポイント。休憩後に再びパビリオン巡りを再開することで、子どももリフレッシュして機嫌よく楽しめます。

子どもも喜ぶ！ファミリー向けフード＆飲食エリア

アレルギー対応・キッズメニュー完備店舗リスト

子どもとの外食で心配なのが「アレルギー対応」や「子どもが食べやすいメニュー」の有無。大阪万博では、ファミリー層のニーズに対応した飲食店が多数出店予定で、特に安心して利用できるのが以下のような特徴を持つ店舗です。

まず、「ファミリーフードガーデン（仮）」はアレルゲン表示が明確にされている上、管理栄養士が監修したキッズメニューが豊富。卵・乳・小麦など主要7品目に加え、個別対応ができる店舗もあり、事前にアプリでメニュー内容が確認できます。

次におすすめなのが、「地産地消キッチンゾーン（仮）」の一部店舗。ここでは国産野菜中心の和食スタイルや、味が濃すぎない薄味設計の定食などが人気で、離乳食後の子どもにも安心です。

また、アレルギー対応食を専門に扱う「アレルゲンフリーフードカフェ（仮）」も話題で、グルテンフリーやビーガン対応のスイーツや軽食が並びます。アレルギーを持つ子どもだけでなく、健康志向の親からも注目を集めています。

公式ガイドブックやアプリでは、アレルゲン別に絞り込み検索ができる機能も搭載予定。現地で困る前に、事前にチェックしておくのがスムーズです。

離乳食持ち込みOKエリアとルール

赤ちゃん連れで一番気になるのが「離乳食」の持ち込み可否。大阪万博では、基本的に「離乳食・ミルクの持ち込みOK」とされており、持ち込んだものを快適に食べさせられるスペースも設けられています。

特に「ファミリーサポートゾーン」では、授乳室と一体になった食事スペースがあり、電子レンジや給湯器が完備。自宅から持ってきた離乳食を温めたり、ミルク用のお湯を使ったりできるようになっています。

また、テーブル付きの親子席が多数配置されているフードコートもあり、赤ちゃんを膝に乗せて食事させるのにも便利。ゴミの分別も分かりやすく表示されていて、使用済みの瓶やパウチの処分も簡単です。

ただし、パビリオン内では「食事禁止エリア」もあるため注意が必要。離乳食を食べさせる場合は、飲食可能なゾーンであることを確認しましょう。

公式アプリでは、持ち込み対応OKな休憩エリアや設備の詳細も掲載予定。衛生面にも配慮されているので、安心して利用できます。

おしゃれで安心！家族向け屋根付き席紹介

万博では天候の変化に左右されず、家族でゆっくり食事ができる「屋根付き」の飲食スペースが重宝されます。ここでは、ファミリーにおすすめの屋根付きテーブル席をいくつかご紹介します。

一番の人気は「ファミリーガーデンテラス（仮）」。木の温もりが感じられる広々とした空間で、屋根付きの大テーブルが配置されています。風通しもよく、ベビーカーのまま席につけるバリアフリー設計も高評価です。

次に紹介したいのが、「こもれびフード広場（仮）」。木陰のようなデザインが特徴で、パラソル型の日除けがあり、見た目にもおしゃれ。カジュアルなテイクアウト料理を購入して、ゆったりと食事できます。

また、「スカイビューラウンジ（仮）」は眺望のよい高台に位置しており、開放感あふれる空間。屋根付きのガラスドームのようなデザインで、雨の日でも快適に過ごせる構造です。

これらの席は昼どきには混み合いますが、比較的空いている午前10時台や午後2時過ぎに行くとゆったり利用できます。混雑状況はアプリで確認できるので、事前にチェックしておくと便利です。

食べ歩きOKの子ども向けスナック＆デザート

子どもが大好きな「食べ歩きスナック」も大阪万博では充実。移動中に小腹を満たせる軽食や、ちょっとしたおやつにぴったりなデザートをピックアップします。

まず定番は「スティック型ピザ（仮）」や「ひとくちサイズのたこ焼き（仮）」。どちらも片手で持ててこぼれにくく、移動中でも安心して食べさせられます。熱すぎないよう工夫されていて、子どもでも食べやすい温度に調整済みです。

スイーツ系なら「フルーツキャンディ串」や「くまさんアイスバー（仮）」が人気。見た目もかわいく、写真映えも抜群。どのブースもアレルゲン表示があり、安心して選ぶことができます。

食べ歩きできるエリアは、指定された「飲食OKゾーン」に限られており、パビリオン周辺や屋内では食べ歩き禁止のところもあります。移動ルートを考えながら、スナックタイムを計画しましょう。

また、衛生面を考慮して「手指消毒ステーション」も各所に設置されているので、食前後の手洗いにも便利です。

混まない時間を狙うおすすめランチ戦略

万博のフードエリアは、昼時になるとかなり混雑します。特に11:30〜13:30はどの店舗も長蛇の列。そんな中で、快適に食事を楽しむには「時間をずらす」「場所を選ぶ」が大事な戦略です。

おすすめは「早めランチ」か「遅めランチ」。例えば、朝食を少なめにして10:30頃に食事をとるか、休憩をはさんで14:00以降にするのが◎。この時間帯なら座席の確保も比較的スムーズです。

また、混雑するメインフードコートより、サテライト型の小規模フードスタンドや、エリア端のブースの方が空いている傾向にあります。公式アプリで混雑マップを確認しつつ、あえて人の少ないエリアでランチをとるのもおすすめです。

持ち込みOKなスペースもあるため、おにぎりやパンなどを用意しておくのも賢い手。会場内のコンビニ的売店では、お子さま向けの軽食も販売予定なので、予備食も簡単に入手できます。

ベビーカーOK！親子に優しいアクセス＆導線ガイド

会場内ベビーカー通行ルート＆階段バリア回避策

大阪万博の会場は広大な敷地ですが、子連れでも安心して移動できるよう「ベビーカー対応」の動線設計が随所に施されています。基本的に、すべての主要通路にはスロープが完備されており、階段のあるエリアにはエレベーターまたは迂回ルートが必ず用意されています。

ベビーカーでの移動には、公式アプリの「ベビーカー対応マップ」が便利。段差や急な坂を避けて移動できるルートを事前に確認できます。中でも「ゆるやか動線ゾーン（仮）」と呼ばれる広めの歩道が、ファミリーに人気。幅が広く、交差も少ないため、ストレスなく進むことができます。

また、エスカレーターしかないように見える箇所にも「裏スロープ」があるケースが多く、案内係のスタッフに声をかけるとすぐに対応してくれるのも心強い点です。

混雑を避けるためには、開場直後や閉場前の時間帯を狙うのがベター。午前9時台と午後4時以降は比較的空いていて、スムーズに移動できます。

ファミリー専用シャトル・電車アクセス情報

会場までのアクセスも、子連れファミリーには気になるポイント。大阪万博では「ファミリー優先エントランス」や「親子向けシャトルバス」など、親子連れに優しい交通サービスが充実しています。

公共交通機関でのアクセスは「夢洲（ゆめしま）駅」が最寄りで、ここから会場ゲートまでは徒歩約5分。ただし、小さな子連れの場合は「ファミリーシャトル（仮）」の利用が便利。駅前ロータリーからベビーカーOKの専用車両が随時運行されており、乗車時間は約3分。乗車は無料で、待機列も比較的短めです。

また、主要ホテルからの直通シャトルバスの一部には、チャイルドシート設置車両も運行される予定。これらは予約制になる場合があるため、公式サイトで事前に情報を確認しましょう。

車での来場の場合は、ベビーカー利用者専用の駐車エリア「ファミリーパーキング（仮）」も用意されています。会場までの距離が近く、荷物の出し入れもしやすい設計になっているのが魅力です。

会場内での迷子対策＆セキュリティスポット

広大な会場内では、子どもが迷子になるリスクもゼロではありません。そんなときのために、大阪万博では「迷子対策」と「セキュリティ」がしっかり整備されています。

まず、入場時に配布される「ファミリーカード（仮）」には、保護者の名前・電話番号・子どもの特徴などを記入できるスペースがあり、子どもに持たせておくと、万が一の際も迅速に連絡が取れます。

また、各ゾーンに「ファミリーセーフティステーション」が設置されており、迷子の一時保護やケガの応急処置、アレルギー発作などの対応も可能。看護師が常駐している場所もあり、医療面でも安心です。

アプリには「迷子対策ナビ」機能もあり、GPS機能を活用して親子の位置を把握できる仕組み。迷子が発生した際には、アラートで通知を受け取ることもできます。

さらに、場内には制服を着た「ファミリーサポート係」が巡回しており、困ったことがあれば気軽に声をかけられます。緊急連絡先のQRコードも園内マップに掲載されているため、スマホで素早く連絡できます。

小さな子どものペースに合わせた回遊ルート

大阪万博は一日では回りきれないほど広いので、小さな子どもに合わせた「無理のないルート設計」がとても大切です。おすすめは「エリアごとのテーマに沿って、1〜2か所に絞って回る」プランです。

例えば「午前は北ゾーンで動物体験＆昼食、午後は西ゾーンで休憩とお絵かき展示」など、1日で複数エリアを横断しないようにすると、移動距離が減って子どもの疲れも少なくて済みます。

アプリの「マイプラン作成機能」では、年齢別におすすめルートを提案してくれる機能も。未就学児なら「屋内中心＆移動距離短め」、小学生なら「アクティブ展示中心」など、自動で最適化されるのが便利です。

また、ベビーカー移動に配慮した「平坦＆広めルート」もアプリ内に表示されるため、迷わず進むことができます。1〜2時間に1度は休憩時間を入れる計画で、無理なく楽しめるようにしましょう。

混雑時間の回避と移動のタイミング術

子連れで快適に会場を回るためには、「混雑を避けた移動」がカギ。混雑ピークは午前11時〜13時、午後15時〜17時と言われており、この時間帯は移動もパビリオン入場も時間がかかります。

おすすめの動き方は「午前中に人気パビリオンを回る→昼は早めに食事→午後は空いている休憩＆屋内展示でまったり」というスケジュールです。

また、移動するタイミングは「人が集まりにくい時間帯」を狙うのがコツ。例えば、午前中は9:30〜10:30、午後は14:00〜15:00が比較的すいていて、ベビーカー移動もしやすい時間帯です。

公式アプリの「混雑マップ」や「移動予測表示機能」を活用することで、人の流れを避けてルートを選ぶことができます。事前にどのゾーンを優先するか決めておくと、当日の流れもスムーズになりますよ。

年齢別に準備万端！持ち物リスト＆当日のスケジュール例

未就学児・小学生それぞれの必携アイテム

大阪万博を子連れで楽しむには、年齢に応じた持ち物の準備がカギ。特に未就学児と小学生では必要なアイテムが大きく異なるため、それぞれの持ち物をチェックリスト形式で整理しておきましょう。

未就学児（0〜6歳）に必要なもの：

小学生（6〜12歳）に必要なもの：

年齢に関係なく「ウェットティッシュ」「ビニール袋」「虫除け」「冷却シート」なども必需品。出発前に家族で役割分担して、荷物をリュックやバッグに効率よくまとめましょう。

忘れがちなセーフティグッズ＆トラブル時の対処法

混雑した万博会場では、ちょっとしたトラブルや予想外の事態にも備えておくことが大切です。ここでは「意外と忘れがちなセーフティグッズ」と、万が一のときの対処法をまとめました。

あると安心なアイテム：

• 迷子対策タグ：子どもにGPSタグや連絡先を書いたバッジをつけておくと、はぐれたときの発見がスムーズです。

• 緊急時カード：子どもの年齢・血液型・持病・アレルギーなどを記載して、母子手帳や財布に入れておくと安心。

• 携帯型絆創膏＆消毒シート：転んだときやちょっとした擦り傷の応急処置に。

• モバイルバッテリー：スマホの電池切れで地図が見られない！ということを防ぐために。

トラブル別対処法：

何よりも大切なのは、「慌てず、落ち着いて対処する」こと。出発前に家族で「何かあったらこの場所に集合」と決めておくと安心です。

事前予約が必要な施設と予約方法

2025年大阪万博では、人気のパビリオンや一部体験施設、レストランには「事前予約」が必要な場合があります。予約は公式アプリまたは公式サイトから行うのが基本です。

主に予約が必要なもの：

• 人気パビリオン（例：未来型体験ゾーン、インタラクティブ展示など）

• 一部のキッズワークショップ

• チャイルドプレイルーム（未就学児用の遊び空間）

• ファミリーレストラン（昼の時間帯のみ）

• ファミリー専用シャトルバス（宿泊ホテル連携時）

予約の手順（公式アプリ例）：

1. アプリをインストール＆会員登録

2. 希望日時を選んで予約

3. 予約完了後にQRコードが発行される

4. 当日入場時に提示

予約には「同行者の人数・年齢」などの情報入力が必要になるケースもあります。特にパビリオンによっては「年齢制限」「付き添い必須」の条件があるので、事前に条件を確認しましょう。

朝から晩まで楽しめるスケジュールモデル

子ども連れの1日は体力勝負。年齢や体調に合わせて、無理のないスケジュールを組むことで、より快適に楽しめます。ここではモデルケースを年齢別にご紹介します。

未就学児ファミリーモデル：

小学生ファミリーモデル：

時間に余裕を持って「1〜2時間に一度は休憩」を意識するのがコツ。アプリで予定を組むと調整もラクです。

まとめ｜子連れで行く大阪万博は「準備」と「導線」がカギ！

2025年大阪万博は、子どもと一緒に「遊びながら学べる」体験が盛りだくさん。未就学児から小学生まで、年齢に応じたパビリオンの選び方や、家族全員が快適に過ごせる工夫が随所に施されています。

特に注目すべきは、体験型パビリオンの豊富さと、ファミリー向けのやさしい動線設計。ベビーカーでもスムーズに移動できるルートや、授乳室・おむつ替えスペースがしっかり整っている点は、ママ・パパにとって大きな安心材料です。

また、食事面でもアレルギー対応・キッズメニュー完備の店舗や、離乳食の持ち込みOKなエリアがあることで、どの年齢のお子さんも快適に食事を楽しめます。

さらに、事前の持ち物準備や、万が一に備えたトラブル対策も忘れずに。公式アプリを活用したルート設計や予約管理を行えば、当日のストレスを大幅に減らすことができます。

「家族全員が笑顔で帰れる一日」のために、ぜひ本記事を参考にしながら、計画的な準備を進めてください。思い出に残る最高の一日を大阪万博で過ごしましょう！