2025年の大阪万博が、いよいよ開幕間近!でも小さなお子さん連れで行くとなると「どこを見ればいいの?」「授乳室や休憩場所はあるの?」と不安もありますよね。
そんなファミリー層に向けて、この記事では「未就学児」「小学生」など年齢別におすすめのパビリオンをわかりやすくナビゲート。安心して楽しめる施設情報や、食事・休憩スポットまで、丸1日親子で満喫できるプランをお届けします!
① 子連れ万博のはじめ方と安心の準備
小さな子どもとの持ち物チェックリスト
大阪万博へ小さなお子さんと出かけるときは、持ち物に工夫があると安心です。必須アイテムは「着替えセット(上下+下着)」「おしりふき・ティッシュ」「ビニール袋(汚れ物用)」「簡易救急セット」「水筒または麦茶」「おやつ・軽食」の6点。特に暑い日や長時間歩く日には、首に下げられる保冷剤や冷えピタもあると熱中症対策になります。まとめる小物ポーチやポシェットを用意すれば、急な荷物の取り出しもスムーズ。また、パビリオンによっては飲食持ち込み制限がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ベビールーム・授乳室の場所と活用法
会場内には複数のベビールーム・授乳室が設置されており、ピクトグラム表示でわかりやすく案内されています。主なエリアは東広場周辺、西ゲート近く、中央プラザの3か所。専用ブースには授乳スペース、調乳用給湯設備、おむつ替え台、ベビーチェアが完備されています。混雑しやすい時間帯(昼前後、おやつ時)を避けるとゆっくり利用でき、スタッフに声をかければ混雑状況の案内もしてくれます。授乳時にはブランケットや授乳ケープがあると安心感アップです。
迷子対策と家族の安全ルール
広い会場では迷子防止が大切です。「親の服と子どもの服の色をリンクさせる」「子どものリストバンドに名前と連絡先記入」「入場ゲートに集合地点を決める」など、シンプルなルールを家族で共有しておくと良いでしょう。スマホのエリアマップ機能や会場アプリには「子どもを探す」機能もあるので事前にインストールがおすすめ。混雑期にはスタッフに一時保護してもらえる体制が整っており、アナウンス連携もされています。緊急時の連絡方法やポイントを事前に話し合っておくと焦らず対応できます。
日陰&休憩スポット一覧
会場は屋外エリアも多く、日差し対策が重要です。おすすめの休憩スポットは「中央プラザ内の日陰ベンチ」「東広場の大きな樹木下」「水場隣接の噴水ベンチ」です。屋根付きベンチは屋内エリアにも多数ありますが、混雑時には空きが少ないため、早めに確保するかレジャーシート持参でのピクニックがおすすめです。水分補給ポイントやかき氷・冷たいゼリー販売のある屋台もあるため、こまめに休憩を意識すると夏場も快適に回れます。
ベビーカー・車椅子レンタル情報
万博会場内にはベビーカーと車椅子のレンタル窓口が3か所(東ゲート・中央エントランス・西ゲート)あり、貸出・返却が自由です。ベビーカーは日よけ付き、車椅子は簡単な仕様ながらバリアフリー対応。予約不要ですが数に限りがあるため、必要な場合は開場直後または事前にアプリで状況を確認すると安心です。車椅子利用時にはパビリオンの入口にあるスロープの案内も掲示されているので、動線に困りません。
② 未就学児が夢中になるパビリオン体験
色・音・光で感じる感覚刺激ブース
未就学児はまだ言葉よりも五感で世界を理解する時期。そんな子どもたちにぴったりなのが、色鮮やかな光の演出や心地よい音のシャワーを浴びられる「感覚刺激系パビリオン」です。たとえば、ドーム状の天井に投影されるカラフルな映像、音と光に連動して動く壁など、子どもたちはまるで宇宙にいるような感覚に。大阪万博では「感覚で世界を感じよう!」というコンセプトのブースがいくつかあり、年齢制限なく誰でも自由に楽しめます。室内なので天候の影響も少なく、暑い日や雨の日の避難先としても便利です。
クッション床&スタッフ常駐の安心遊び場
小さな子どもが転んでも安心なように、床が柔らかいクッション素材で作られた「安全設計パビリオン」も人気です。各ブースには常駐スタッフがいて、子どもたちの動きを見守ってくれているのも安心ポイント。「小さなおともだち優先」と案内があるスペースでは、年上の子どもたちとの接触事故も避けられるよう配慮されています。たとえば、「あそびの森パビリオン」では、低年齢向けに絵本の読み聞かせやふわふわ遊具のコーナーもあり、まるで室内型プレイパークのような楽しさです。
からだを使って遊べる体験ゾーン
元気いっぱいの未就学児におすすめなのが、からだ全体を使って遊べる「体験型ゾーン」。例えば、トンネルをくぐったり、坂を登ったりできるアスレチック要素のあるブース、音が鳴る床を自由に歩くサウンドステージなど、遊びながら自然と運動もできる設計になっています。大阪万博ではこのようなゾーンに人工芝やゴム素材を多用しており、安全面にも配慮されています。保護者が見守りながら、子どもは自由に動き回れるスペースなので、ベビーカーから降りたがる年齢の子にもぴったりです。
キャラクターコラボ&フォトスポット充実エリア
子どもに大人気なのがアニメや絵本のキャラクターとのコラボ展示。万博会場内では、特定のパビリオンで限定キャラグッズや記念写真を撮れる「フォトスポット」も多数用意されています。特におすすめなのが、子ども番組との連携イベント。キャラクター着ぐるみのグリーティングタイムでは、子どもたちの笑顔があふれます。写真映えも抜群なので、記念写真を家族で撮れば思い出にも残ります。また、スタンプラリー式に各キャラクターブースを回るとオリジナルシールがもらえる企画もあり、自然と歩く動機にもつながります。
お絵描き・工作体験できるキッズコーナー
ものづくりが大好きな未就学児には、自由に描いたり、貼ったりできる「お絵描き&工作ブース」が最適です。大阪万博ではいくつかの企業パビリオンで「描いた絵がスクリーンに動き出す」など、デジタル技術を活用した体験コーナーがあります。安全な素材を使用し、はさみやのりも子ども専用のものが用意されているので安心。完成した作品はそのまま持ち帰ることもでき、親子で「できたね!」と達成感を共有できます。長時間歩いたあとの静かなひとときにもおすすめです。
③ 小学生が楽しめる学び&未来体験
テクノロジーで遊ぶAR/VR体験展示
小学生になると、ただ見るだけではなく「やってみたい!」「試したい!」という気持ちが強くなります。そんな好奇心を満たしてくれるのが、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術を活用したパビリオン。大阪万博では、ゴーグルを装着して恐竜時代や未来都市を体験できるVR展示、タブレットを使って現実の風景にキャラクターを出現させるAR体験などが用意されています。直感的に楽しめるので、機械操作に慣れていない子でも安心。スタッフが操作サポートしてくれるパビリオンも多く、体験後に「未来ってすごい!」と目を輝かせる子どもたちが続出です。
参加型!親子で挑戦する実験ブース
ただ展示を見て回るだけでなく、「手を動かして学ぶ」体験は小学生にぴったり。大阪万博では、親子で一緒に取り組める化学実験や物理のしくみを使った工作体験ができるパビリオンがあります。たとえば、風力発電でLEDライトを光らせるコーナーや、人工いくらを作る食の科学実験など、興味を持ちやすい内容が多いのが特徴です。「なんで光るの?」「どうやって作るの?」という疑問が自然に湧き、それをその場で確かめられるのが大きな魅力。実験結果はその場でまとめて記録できるワークシートも配布されているので、夏休みの自由研究にも最適です。
世界の文化&科学が身近にわかるゾーン
大阪万博の特徴のひとつが、世界各国のパビリオンが一堂に集まること。小学生には、異文化にふれることで「世界ってこんなに広いんだ!」と視野を広げる良いきっかけになります。伝統衣装の試着体験や、各国の挨拶を教えてくれる音声ブース、民族楽器を鳴らしてみるコーナーなど、楽しみながら学べる展示がたくさん。地球儀や地図帳を片手に、世界旅行気分で回るのもおすすめです。小学校の授業で習う内容ともリンクしており、社会や総合学習への関心を深める絶好の機会です。
実際に作って学べる工作・実験スペース
ものづくりが好きな小学生には、実際に手を動かして「作って学ぶ」ブースがぴったり。木材や紙を使った組み立て工作、リサイクル素材でロボットを作るSDGs体験など、幅広いテーマがあります。特に人気なのが「自分だけの乗り物をデザインしよう!」という未来交通パビリオン。完成した作品はスキャンされて3D画面上で動き出す仕組みもあり、子どもたちは自分の想像力に誇りを持てます。道具の使い方もスタッフが丁寧に教えてくれるので、工作が初めての子でも安心して挑戦できます。
思考力を鍛えるクイズ・謎解き体験
ゲーム感覚で楽しめる「謎解きブース」は、頭を使う遊びが好きな小学生に大人気。パビリオン内を巡りながらヒントを集めてゴールを目指す形式や、タブレットで出題されるクイズに親子で挑戦するタイプなどがあります。たとえば「未来のエネルギーを救え!」というテーマでエネルギー問題を学ぶ謎解きパビリオンでは、子どもたちが自然と問題意識を持ちながら楽しめるよう工夫されています。答えを導く過程で家族同士のコミュニケーションも深まり、終わったあとに「もう一回やりたい!」と言われることも少なくありません。
④ ファミリーに優しい休憩&食事スポット
キッズメニューが豊富なレストラン
小さなお子さんでも安心して食べられるキッズメニューがあるレストランは、家族連れにとってありがたい存在。大阪万博では会場内の飲食施設に、ハンバーグプレート・カレー・うどんなど、子ども向けメニューが充実しています。栄養バランスに配慮し、アレルゲン表示もしっかりされているお店が多く、保護者の方も安心して注文できます。また、子ども用イスの設置や、店員さんが優しく声をかけてくれる店舗もあり、「また来たい!」と思えるポイントが盛りだくさんです。おもちゃ付きセットメニューなどもあり、食事の時間が楽しい思い出になります。
持ち込みOKなピクニック広場&ベンチ
外でのびのびと食事したい家族には、持ち込みができるピクニックエリアが人気です。会場内にはレジャーシートを広げられる芝生広場や、日陰つきの休憩ベンチが多数あります。お弁当を持参したり、近くの売店で軽食を購入して気軽に食べたりすることができ、子どもが多少騒いでも周りに気を使いすぎる必要がありません。小さなテーブル付きベンチもあり、家族で楽しくランチタイムを過ごせます。時間に余裕があるなら、木陰でのお昼寝タイムもおすすめです。ゴミは必ず持ち帰るか、所定の分別ゴミ箱に捨てましょう。
離乳食対応・低アレルゲン対応カフェ
食物アレルギーを持つお子さんや、離乳食期の赤ちゃん連れにとって、食事の選択肢が限られるのは心配の種。大阪万博では、アレルゲンに配慮した特別メニューを提供する飲食店が複数あります。たとえば、小麦・卵・乳不使用のプレートや、添加物を使わないオーガニックおかゆなど、赤ちゃんやアレルギー体質のお子さんでも安心して食べられる内容です。離乳食の持ち込みも可能で、電子レンジで温められるスポットや調乳設備が併設されたカフェもあります。事前に公式サイトで対応店舗を確認しておくとスムーズです。
おむつ替え&授乳に便利なラウンジ
長時間の外出で欠かせないのがおむつ替えや授乳スペースの確保。大阪万博では、「ファミリーラウンジ」と呼ばれる休憩所が数か所設けられており、授乳室・おむつ替え台・調乳機器が完備されています。ラウンジ内には親子でゆっくり座れるソファや、静かに過ごせる授乳ブースもあり、快適なひとときを過ごせます。室内は空調管理されており、夏の暑さや冬の寒さからも守られるため、乳幼児連れにはありがたいスポット。利用無料ですが混雑する時間帯もあるため、空いている時間帯を狙うとより快適です。
日陰・屋内に安心して休めるエリア
炎天下や雨天時には、屋外での休憩が難しいこともあります。そんなときには、日陰や屋内の休憩スペースをうまく利用しましょう。各パビリオンの間にはテント状の日除けスペースがあり、ベンチ付きの休憩所も点在しています。さらに、建物内の「誰でも休める屋内スペース」では冷房が効いていて、特に暑さに弱い子どもや高齢者に最適です。施設内には自動販売機やウォーターサーバーも完備されており、飲み物の補給にも便利です。目印となるシンボルや看板もあり、迷わずたどり着ける設計がされています。
⑤ 家族で回る!おすすめパビリオン一覧
東・中央・西エリア別 人気ファミリースポット
大阪万博会場は、東・中央・西の3つの大きなゾーンに分かれています。各エリアには子連れにおすすめのパビリオンが集まっており、効率よく回るプランが立てやすいです。
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東エリア:屋根付き通路が多く、雨天や暑さ対策に最適。ベビーカーでもスムーズに移動できます。おすすめは感覚アクティビティ系のパビリオン、お絵描き・工作体験ができるブースなど。
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中央エリア:授乳室・休憩ラウンジが集まるので、未就学児には特に便利。多彩な飲食店もあり、キッズメニュー充実のレストランが揃っています。
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西エリア:AR/VR体験や実験・謎解き展示など、小学生が楽しめる未来体験が多く、学びの要素が強い展示が充実しています。
各エリア横断型には「スタンプラリー形式」の企画があり、東→中央→西と順に回ると達成感も味わえます。スタンプはカラフルなデザインで、子どものやる気もアップ!
行列が少なくて回りやすい穴場パビリオン
混雑のピークを避けつつ楽しめる「穴場」パビリオンもチェックしておきましょう。平日は午後遅め、休日は朝イチ or 閉会直前の時間帯に人が少なくなる傾向があります。おすすめは:
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感覚刺激ブースの小規模サテライト展示
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小学生向け世界文化体験のミニ展示
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VR・AR体験の補助端末が多い最新パビリオン
これらは待ち時間が比較的短く、家族連れでもストレス少なく楽しめます。
滞在時間目安&1日モデルコース例
子連れの場合、スケジュールにゆとりを持つのがポイントです。目安となる1日の回り方モデルをご紹介します:
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9:30 会場到着 → ボディ感覚or感覚刺激エリアへ直行(30分)
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10:00 工作・お絵描き(40分)
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11:00 ベビールーム休憩(20分)+ランチ(60分)
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12:20 午後スタート:AR/VR体験(40分)→世界文化体験(40分)
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14:00 謎解き体験 or クイズブース(40分)
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15:00 おやつ&ピクニックタイム(30分)
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15:30 余力があればもう一度お気に入りゾーン(30分)
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16:00 ファミリーラウンジで休憩→記念写真・グッズ購入→終了
13:00や15:00は混雑ピークを避けつつ、家族みんなが楽しめるスケジュールです。もちろん、子どものペースに合わせて自由にアレンジ可能です。
親子で撮りたいフォトジェニックポイント
思い出に残る写真を撮るためのおすすめスポットも把握しておきたいポイント。
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中央パビリオン正面の巨大スクリーン前:映像の前で記念撮影が人気
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光と音が連動する感覚ブース内:幻想的でSNS映えするライト演出あり
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世界文化ゾーンの民族衣装試着コーナー前:家族で民族衣装姿も楽しい思い出に
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緑あふれるピクニック広場と噴水:自然な表情が撮れるナチュラルショットに最適
子どもが自然に笑顔になる瞬間を狙って、パパ・ママそれぞれのカメラで記録すると喜び倍増です。
効率よく回るコツ&前後の動線アドバイス
子連れでの移動のコツとしては、以下のポイントがおすすめ:
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目的別ルートを事前にアプリでルート登録:混雑予測や施設の待ち時間が確認できる
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小休憩はこまめに、1時間ごとを目安にステップを入れる
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飲水スポットや化粧室などをセットで巡回ルートに組み込む
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荷物は出来るだけ軽く、詰め替え用袋を携帯して整頓しやすく
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帰宅時の渋滞や交通混雑を避けるため、夕方少し早めに移動開始も検討を
これらのコツを活かすことで、無理なく1日を楽しみきれます。家族での素敵な思い出作りに、この記事がお役に立てれば嬉しいです!
まとめ
2025年大阪万博は、家族みんなで楽しめる仕掛けがたくさん詰まったイベントです。特に未就学児や小学生の子ども連れでも安心して回れるよう、授乳室やベビールーム、休憩スペースの充実が光ります。
年齢に応じた体験型パビリオンが豊富にあり、「五感で遊ぶ感覚展示」「作って学べる工作体験」「世界を感じる文化ブース」「AR/VRで未来を体験」など、子どもたちの好奇心を満たす内容ばかり。また、家族のペースで無理なく回れるよう、持ち物や動線、休憩スポットのチェックも大切なポイントです。
この記事を参考に、しっかり準備して、安心・快適に思い出いっぱいの一日を過ごしてくださいね!
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